Service
サービス詳細
トンネルの変形やロックボルトにかかる軸力の分布状況などを測定し、
変形状況や周辺地盤などへの影響等を調査します。
NATMトンネル計測
NATM(New Austrian Tunneling Method)工法といって、発破(ダイナマイト破壊)等で掘削した後、トンネルの断面内側から扇形に鉄の棒(ロックボルト)を打ち込み、トンネル内面に厚くコンクリートを吹きつけて地山(地盤)を安定させる方法です。
特徴・強み
計測としては、トンネルの変形やロックボルトにかかる力(応力、軸力)の分布状況などを測定し、変形が落ち着きを確認したり、周辺地盤などへの影響等を調査します。また、施工状況等はトンネルから離れた工事事務所に遠隔伝送して、逐一把握できるようにする場合もあります。(“坑内情報伝送システム"参照)
分類 | 計測項目 | 計測器 |
---|---|---|
計測工A | 内空変位 | トータルステーション |
計測工B | ロックボルト軸力 | ロックボルト軸力計 |
地中変位 | 岩盤変位計 | |
一次覆工応力 | コンクリート有効応力計 | |
鋼製支保工応力 | ひずみゲージ | |
二次覆工 | 二次覆工応力 | コンクリート有効応力計 |
二次覆工内部ひずみ | ひずみ計 | |
二次覆工内部温度 | 温度計 |
シールドトンネル計測
シールド工法は、地下の土砂や岩盤を掘削しながらトンネルを建設する特殊な技術です。
掘削の進捗や地盤の状態、シールドマシンのパラメータなどをリアルタイムで制御・監視するためのシステムが重要です。
これにより、トンネル工事の安全が確保されます。
特徴・強み
シールド掘進管理システムにおいては、シールドマシンデータの測定、オペレータや管理者への情報伝達、出来高印刷、制御系へのデータ転送を行います。
坑内測量支援、トータルステーションによる自動測量正しく掘進しているかを知る上で測量は欠かすことのできない重要な測定です。
シールド管理システムでは、測量データを迅速に処理したり、自動追尾によるリアルタイム測量を行います。
計測対象 | 計測項目 | 計測器 |
---|---|---|
トンネル支保部材 | 内空変位 | トータルステーション |
セグメント土圧 | パッド式土圧計 | |
セグメント鉄筋ひずみ セグメント表面ひずみ |
溶接型ゲージ | |
坑内温度 | 温度計 |