すでに供用されている高速道路の直下の盛土部を横切って道路を施工するにあたり、地表部路面を自動測量して沈下管理しました。

高速道路を挟む左右の土手部にはそれぞれ自動測量器のある塔が設置され、互いの塔や基準点、新設道路天端直上にはターゲットが設置されその座標を自動視準・自動追尾測量して正確に位置関係を押さえた後、ノンターゲットで高速道路面を所定の仮想メッシュに従い測量します。

それぞれの測量塔と現場事務所内の管理室はネットワーク回線で結ばれており、測量結果はただちに沈下量に換算されて分布図表や経過グラフが作成されます。