ワイヤー測定器
レーザ計測ユニット(写真左の黒筒のついた箱)には、縦・横に帯状のレーザ照射器と受光器が格納されており、ユニット内を通過するワイヤーの位置が計測できるようになっています。この写真はシールドトンネルに、別なシールドトンネルを側面からドッキングさせる際のトンネル壁変形計測に使用したときのものです。数十mの範囲の変形状況を計測するため、トンネル壁沿いに、数mごとにレーザ計測ユニットを設置し、それらを貫くように1本のワイヤーが張られています。壁が変形するとワイヤーとの位置関係が変化するので、それを計測してパソコンで演算処理します。