目 的

地下水保全のための重要管理項目として、シールド掘進等の施工にともなう周辺地下水への影響を把握します。

概 要

施工区域の全域にわたり、周辺地域の複数点(10箇所程度、深度:滞水層により-15m?-30m程度。最深100m)において水質および水位を集中監視します。

  • 本観測では観測孔ごとに設置した測定器(自動観測システム)にて観測を行い,電話回線(ADSL回線)を通じて工事事務所(JV事務所)内に設置したパソコンへデータを逐一転送します。
  • 転送されたデータはパソコンにて集約・記録・警報通知を行い,最新データを常に把握・管理できる自動観測システムにて管理を行います。
  • また、自動観測システムからインターネット上に開設した管理用ホームページ※1にデータをアップロードし,各担当者・関係者が随時データの確認を行えるシステムを構築します。
  • なお,警報通知として工事事務所内の警報器作動に加えて,担当職員・現場担当の携帯電話(メール)への警報通知・現状の観測値の通知も行います。 (※1 データの漏洩対策として,閲覧にはパスワード・IDを必要とします)

システム図1
システム図2
←多項目水質計設置状況(および先端内部)
水質測定項目表