水盛りの原理を利用した沈下計です。
この原理ははるかエジプト文明でピラミッドを作る頃から使われてきた優れた方法です。

地下鉄構内の事例

地下鉄構内などでは、鉄道通過に伴う気圧変動によって安定した沈下測定が困難な場合があります。

気圧変化の影響を最小限に抑えるため、基準タンクから連通管および各沈下計までを完全密封して気密状態を保ち、基準タンクからは気圧サージタンクを設けた上で外気に解放するシステムを採用しました。