ケーソン沈設計測(11.1KB) ケーソンは海や川に橋の基礎を造ったり、地中に大規模な縦穴(立坑)やポンプ室などを造るのに採用される工法です。 鉄筋コンクリートなどで造った筒状(または箱状)の構造物(ケーソン躯体)を地面(や水底)に置きます。躯体は底に作業スペースが設けてあり、そこから下向きに数m掘削した後、躯体を沈め、さらに躯体を上に継ぎ足すことを繰り返して施工します。 ケーソン計測では、鉛直に沈んでいるかといった姿勢計測や、沈下抵抗(掘削不足や土の摩擦抵抗)の把握、周辺への影響調査などを行い、それらを沈設制御室で集中管理します。