地すべりは、山の斜面などで、長雨等の影響により地盤が緩み崩壊や落石などの災害が起きることです。
地すべり観測は、まず現地調査によって、地すべりの起こりそうな地域を特定し、地すべり計や地中変位計、雨量計などを設置して、地盤の緩み状況を測定します。
長雨の時や緩み速度が増加するような場合には、観測を強化して、逐一データを関係者に送ります。当社では、電源のほとんど無い場所で長期に観測を行い、状況に応じて自動的に観測を強化し、NTT回線や携帯電話を利用して、データの送受信やFaxやポケベルで関係者に通報する高機能な地すべり自動観測システム"OS-J1 SYSTEM"を開発しています。
本システムは“建設省評価規定に基づく技術評価書 第87202号"を受けています。

御巣鷹山地すべり観測